November 20, 2008

そうだ奈良へ行こう(その3) 薬師寺

薬師寺奈良二日目は薬師寺、法隆寺そして正倉院展
僕はどちらも初めて
彼女は中学の修学旅行の奈良で印象に残ったのが
たぶん薬師三尊だという
たぶん?
だったら確認しようということで
近鉄奈良駅からバスで西の京方面にむかう
奈良は普通の地方都市の田圃のなかに
忽然とお寺がいる
「いる」という表現があってると僕は思う
日曜日だというのにとても空いていて
広大な敷地がいっそう広く感じる
金堂に彼女の記憶の薬師三尊がおった

薬師寺は天武・持統という二人の天皇の夫婦愛の寺といわれている
まず妻である持統帝の病気の折、天武帝が薬師寺を発願
病気は治癒する
そして天武帝が病気になったとき持統帝が薬師如来に病気の治癒を祈ったが
かなわず天武帝は没してしまう
悲しみに暮れる持統帝は
薬師寺を建立し
病気の時祈った薬師如来像を納めたという

その日の薬師寺は国宝の「吉祥天女」の絵が特別展示の最終日で
見たことのあるふっくらとした天平美人をゆっくりと拝することが出来た
なんせ僕ら二人以外にお客がいないんだもの
東京などにやってきたら
とてもこんな贅沢な鑑賞など考えられない


薬師寺三蔵伽藍薬師寺には近年建てられたという
玄奘三蔵院伽藍があり
そこには三蔵法師の舎利が奉安されている
と説明されている
その伽藍の正面に
「不東」
と書かれている
この言葉は玄奘が経本をとりに西域に旅したとき
どんな困難があっても
経本をいただくまでは帰らない
東に帰らない
ということで「不東」となんども唱えたという
ちょっとかっこいい話が由来となっている

この伽藍に隣接した大唐西域壁画殿があり
平山郁夫画伯の見事なシルクロードの壁画がある
これはここで観るのがいい

薬師寺から徒歩5分ほどのところに
鑑真ゆかりの唐招提寺があり
ここには東山魁夷画伯の代表作の障壁画がある
唐招提寺はいま工事中で観なかったけれどね

floatingworld at 22:18│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!六十余州(国内散歩) 

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